そらはいつでもそこにあるのに。(前編) | こんなんでいいのぉっ!?

そらはいつでもそこにあるのに。(前編)

みなさま、お久しぶりです。
まぁです。


前回の日記に書いていた彼とは、11月11日(12日?)でお別れしました。
何とまぁ、最後は酷かったwww
今は詳細を事細かには書けなくなってるので、軽く?ちょっとだけ書きます。





あれから数日間、苦しくて苦しくてたまらなかった。

何をしていても彼の事を考えてしまって、
今まで彼が見ていた私なんて、欠片しか無いほどに悪化していた。

別れの前日、仕事をしていても手につかず、
精神が安定しなくて、すべてが無くなればいいのにと思った。
そして、こんな時にもお客様に笑いかけられる自分に腹が立った。
そんな日に限って、よく売れたり、なじみのお客様が来たりする。
走馬灯のように思った。
このタイミングで会えるなんて、何かを諭してるんじゃないかって。
店の中で、自分が壊れているのに気づいた。。。

よく考えれば、自分が動いて居られるだけの最低限の食事しか摂取してなかった気がする。


その日、仕事を終え、彼の家に帰った。

連絡をしても返って来ないのは日常的になってしまっていたので、
疑いなく、居ると思ったんだ。


出迎えたのは、静かで、少し寒い暗い部屋だった。


無駄に心配になって、電話をした。
彼は出ない。


服をほとんど脱いで、布団に寝転ぶ。
ひんやりしているような、暖かいような。

泣いている気がして、天井を向いたら、
何度も彼に愛された時の天井だった。
あれは夢だったのかな。。。
1人だからじゃない、この孤独感。
ここで、自分をしめくくる覚悟が出来た。


左手を見つめながら、明日休みの職場の子に電話をする。
今日の様子を身近に見ていた子なので、いたく心配してくれた。
休みを変わってもらうことにした。
色々を含めた御礼を伝えて、切った。

これで、時間は無限のものになったんだ。


ふと、布団の横を見ると、彼の携帯があった。
正確には、数日前に新しいものに換えたので、
それまで使っていた携帯があった。

電源が入っているそれに、私は手を伸ばし、
彼のお兄さんの番号を探した。

夜中のいい時間だったが、お兄さんは眠そうに電話に出てくれた。
知らない番号からなので、疑われながらも、自己紹介する。
お兄さんが居る彼の実家に、彼は居ないようだった。

電話を切る直前に、私から電話があったことを伏せてほしいとお願いしておいた。


1度こんな風に電話してしまうと、何かが切れた。
元々イカれた頭で考えるもんだから、尚更だ。


そしてまた、電話帳を見る。
あった。

彼との繋がりを作った、彼女の番号。



鼓動が早くなる。



電話をかけると、留守電になってしまった。

もう1度電話帳を見て、メアドを探す。
そして、こんな感じの内容を送った。




初めまして。
いきなりご連絡してすみません。
彼とお付き合いさせていただいている、まぁです。

私のせいで、彼とうまくいかなくなってしまいました。
あなたからいただいた大事な時間を、
こんな結果にしてしまってごめんなさい。

私はもう、自分を終わらせようと思います。

彼のそばに居ることが出来ないので、
もし今後彼に何かあった時や、苦しんでいる時は、
どうか彼の力になってあげて下さい。
助けてあげて下さい。

よろしくお願いいたします。
彼との時間を私に与えてくれて、ありがとうございました。




そして、私の友達にもメールした。
お礼と、ごめんねを込めて。


朝が来たら、このペアリングを横浜の海に還してこよう。

彼のペアリングも持って。

そして、自分も一緒に還ろう。



朝が来るまでの時間、私は白いただの紙に、
泣きながらいろんな人へ遺書を書いた。

遺書と言うより、お礼の手紙が多かったような気がする。

思い出を手繰って、想いを込めて。


そうして、私は泣き疲れて、いつの間にか寝てしまっていたんだ。




冷たくて長い、朝日のきれいな1日が明けた。




つづく。